2021/03/24
隠れ家のようなプラベートサロン~フランキンセンス
【フランキンセンス】№11
樹脂系:ウッディーとスパイシーが混ざり、僅かにすっきりした感覚が残る香り
フランキンセンスとは、乾燥した半砂漠地域に育ち、梅に似た外観の低木で、白か薄い紅色の花を咲かせます。
幹に傷をつけると、乳白色の樹液が染み出すことから「乳香」とも呼ばれています。
古くから様々な面で利用されており、世界で最も歴史のある薫香の人一つで、インドや中国、エジプトでは、神に捧げるために焚かれていました。
また、「新約聖書」のなかでキリストが誕生した時に、東方の三賢人が、黄金や没薬(ミルラ)とともに捧げたことでも有名です。
古代エジプトでは、女性の若返りのパックの原料として使われていました。
心への効能は、心の滞りをなめらかにし、心に静けさをもたらす作用があり、イライラや不安、心の乱れを落ち着かせてくれます。
そして、世俗的なものに縛られてしまった感情や忘れられない過去から解放させてくれ、自己を高める手助けをしてくれ、スピリットの世界へつながる香りとも言われています。
体への効能は、免疫力の向上や、喘息・気管支炎などの呼吸器系の不調改善に役立ちます。
また、神経系にも鎮静させながら緩やかに強壮する優れた機能があり、リウマチ、腹痛、月経痛などにいいといわれています。
主な使用法としては、芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、ヘアケア、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケアがあります。
2021/03/17
隠れ家のようなプライベートサロン~ジュニパー
【ジュニパー】№10
樹木系:さわやかなウッディー調、苦味と甘味も混ざった香り
ジュニパーとは、樹高12mにも達する常緑の針葉樹で、荒れ地や山の斜面で育ちます。
精油は2年ものの果実から抽出し、黄色い花を咲かせ、球果は3年の間に緑、青、黒を変化します。
古くから浄化作用があると知られており、お酒のジンの香り付けとしても有名なです。
薬草として利用されていた経緯があり、ギリシャ、ローマ、アラブでは、消毒液として用いれていました。
また、フランスの病院では、ローズマリーと一緒に焚いて、空気を浄化していたと言われています。
ジュニパーの一番の性質は「浄化」です。
心への効能は、ネガティブな感情やわだかまりを押し流し、浄化させてくれる力があり、清らかな心になり、冷静な思考力を得ることができます。
また、心を温め、強くする力があり、失敗を恐れる不安感から、憂鬱、引っ込み思案を取り除き、意志を強くし、自信を持たせてくれます。
体への効能は、体を温め、刺激する作用があり、冷えと湿気を取り除くため、冷えで悪化する腰痛や関節炎、膀胱炎、リウマチ痛などに効果的です。
また、水分バランスを整えるので、お腹膨らみや、肥満、むくみ、動脈硬化などに効果があり、利尿作用もあり、リンパの流れをスムーズにします。
主な使用方としては、芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、スキンケア、クリーム、ホームケアがあります。
2021/03/10
隠れ家のようなプライベートサロン~コパイバ
【コパイバ】№9
樹脂系:甘いウッディ-調のバルサム系の香り
コパイバとは、熱帯地方に生息し、樹高は20m程になり、小さい黄色の花を咲かせ、その後茶から赤い実をつけます。
β-カリオフィレンがどの植物よりも多く含まれていると言われていて、精油の中でも優れた抗炎症作用があります。
心への効能は、恐れや心配、不安を取り除き、内面に平和をもたらしてくれ、将来への自信をもたらしてくれます。
体への効能は、抗炎症作用に特に優れていて、呼吸器系の炎症や筋肉痛、関節炎などに効果的です。
心臓の機能を向上させ、心臓病のリスクを減らし、血圧を降下させ、免疫の向上にもいいです。
鎮痛作用にも優れ、頭痛、首の痛みや座骨神経痛にも効きます。
他の精油と組み合わせて使用すると、他の精油の良さをさらに引き出してくれます。
主な使用法は、芳香浴、沐浴、ボディトリートメント、スキンケア、クリーム、フレグランス、ホームケアがあります。
2021/03/03
隠れ家のようなプライベートサロン~グレープフルーツ
【グレープフルーツ】№8
柑橘系:爽やかで軽く、ほんのり甘いシトラス調の香り
グレープフルーツとは、18世紀、西インド諸島のバルバドス島で発見され、樹高10mほどの大木で、深緑色の葉と白い星形の花を咲かせます。
世界中に広まり、果実がぶどうの房のようにつく様子から、グレープフルーツの名がつきました。
スイートオレンジから作られた交配種で、学名の「paradisi」は楽園という意味です。
香りが楽園のような幸福感を感じさせることから名付けられました。
香りが広がると、重い空気を一掃し、心配や緊張した気持ちをほぐして楽しく幸福感をもたらしてくれます。
心への効能は、交感神経が緊張しすぎているような時に用いると、鎮静させてバランスをとってくれます。
頑張り屋さんで、頑張りすぎて理想と現実とのギャップに失望や不満を感じやすく、落ち込みや怒り、イライラを感じると、アルコールや甘いお菓子、食べ物などを過剰に摂ることで自分を慰めてしまう傾向がある人に効果的です。
体への効能は、血液やリンパの流れを促進して、余分な水分や老廃物を排出してくれるので、むくみや肥満、セルライトの予防や改善、解消に有効です。
また、脂肪を燃焼する効果もあり、ダイエット時にもおすすめです。
肝臓を強壮する作用や、消化を促す作用がある為、二日酔いの解消にもおすすめです。
主な使用法としては、アロマバス、ボディトリートメント、スキンケア、香水、湿布、芳香浴、吸入、掃除があります。
2021/02/25
隠れ家のようなプライベートサロン~クラリセージ
【クラリセージ】№7
ハーブ系:あたたかく、ほんのりスパイシーで苦みのある香り
クラリセージとは、南ヨーロッパが原産のシソ科の2年草、または多年草の草本です。
草丈は30~120cm程になり、白やピンク、紫、青などの様々な色の花を咲かせ、寒さに強く、庭にも植えれれるとても身近な植物です。
クラリは、ラテン語のclarus「明晰な」という言葉が由来で、疲れ目や等の目の疾患に古くから用いられてきました。
ワインの風味付けにも使用されてから、香水の原料としても幅広く利用されています
心への効能は、鎮静作用と精神を高揚する作用の両方を持ち合わせいて、不安やストレスで落ち込んでいる時や、緊張やプレッシャーで精神的混乱に陥った時に、心を落ち着かせて穏やかにし、幸福感をもたらす効果が期待で出来ます。
体への効能は、鎮痛作用により、頭痛、肩こり、筋肉痛などの痛みの緩和に役立ちます。
また、血圧降下作用により、動悸や高血圧などにも有効です。
女性ホルモンと似た成分であるスクラレオールが含まれるので、更年期障害や月経不順など女性特有の症状に有効です。
主な使用法としては、アロマバス、ボディトリートメント、スキンケア、芳香浴があります。